山口県宇部市において解体工事を手がけます株式会社りーふです。当社は宇部市を中心に、山陽小野田市、美祢市、長門市、萩市、山口市、防府市の広域で、家屋解体、産業廃棄物収集運搬、足場工事、一般土木工事などの業務を展開しています。私たちは「土地を再生させ、新しいスタートへと導くこと」を使命とし、地域の発展に貢献することを誇りに、日々の業務に取り組んでいます。
 
解体工事は、建物を取り壊すという特性上、他の建設業種と比較しても特に高い危険が伴う作業です。作業員の安全確保はもちろん、近隣住民の皆様への配慮も欠かせません。近年では、AI・IoT・ドローンなどの最新技術を活用した安全対策が注目を集めており、従来の安全対策と組み合わせることで、より安全で効率的な解体工事が実現できるようになっています。宇部市をはじめとする山口県内の解体工事現場でも、これらの技術導入が進んでいます。
 

解体工事における安全対策の法的基盤

 

労働安全衛生法と関連規則

 
解体工事における安全対策は、労働安全衛生法を基盤として体系的に構築されています。この法律は、労働災害を防ぐことで労働者の安全と健康を守り、快適な職場環境を作ることを目的としています。労働中の事故や災害を防ぐために事業者側が守るべき行動やルールが明確に定められており、解体業者はこれらの法令を遵守する法的義務があります。
 
労働安全衛生規則は、労働安全衛生法に基づいて策定された具体的な規則で、解体工事におけるアスベストの取り扱いや工事で使用する機械に関する詳細な規定が盛り込まれています。2023年の改正では、足場において墜落防止のために本足場を原則施工することなどが新たに規定され、安全基準がより厳格化されています。
 

国土交通省ガイドラインと地域対応

 
国土交通省では、解体工事において事故を防止するためのガイドラインを策定し、安全に配慮した工事計画の立案やアスベストの処理方法などが詳細に記載されています。このガイドラインは解体工事に特化した内容となっており、労働安全衛生法よりも具体的で実践的な指針を提供しています。
 
宇部市では、これらの国の基準に加えて、地域特性を考慮した安全対策の徹底を求めています。住宅密集地での解体工事が多い宇部市では、近隣住民への騒音・粉塵対策や、狭小地での安全確保など、地域に根ざした安全対策が重要視されています。
 

重要
解体工事は危険がつきものであり、人命に関わるような重大な事故を少しでも減らすため、高い安全意識と適切な対策の実施が法的に義務付けられています。業者選定時には、これらの法令遵守状況を必ず確認しましょう。

 

 

基本的な安全対策と現場管理

 

個人保護具(PPE)の徹底

 
解体工事の安全対策の基本となるのが、個人保護具(PPE)の適切な着用です。作業員は、ヘルメット、安全靴、手袋、保護メガネ、耳栓などを常時着用し、粉塵の多い作業では防塵マスクの装着が必須となります。特に宇部市のような工業地域では、周辺環境への配慮も含めて、より厳格な保護具の着用が求められます。
 
これらの保護具は定期的な点検と交換が必要で、破損や劣化した保護具では十分な安全効果が期待できません。現場責任者は毎日の作業開始前に保護具の着用状況と状態を確認し、適切でない場合は作業を開始させない徹底した管理を行います。
 

機械・重機の安全管理

 
解体工事では重機や機械設備の使用が不可欠ですが、これらの機械は定期的な点検と適切な操作が安全確保の要となります。使用前点検では、ブレーキ系統、油圧系統、アタッチメントの固定状況などを詳細にチェックし、不具合が発見された場合は使用を中止します。
 

重機操作の安全対策

操作者資格:有資格者による操作の徹底

合図確認:誘導員との連携システム

視界確保:散水による粉塵抑制

安全距離:作業員との適切な距離維持

機械設備の点検項目

日常点検:始業前の目視・動作確認

定期点検:法定点検の確実な実施

緊急停止:非常停止装置の動作確認

整備記録:点検・整備履歴の管理

参照:解体工事と労働安全衛生規則
 
重機操作時には、作業員との接触事故を防ぐため、グーパー運動などの明確な合図システムを確立し、重機の近くで作業する際は必ず事前に合図を送るなどして安全距離を保つことが重要です。
 

高所作業と墜落防止対策

 
解体工事において最も事故リスクが高いのが高所作業です。墜落による事故を防ぐため、適切な足場の設置、安全帯(フルハーネス)の着用、手すりや開口部カバーの設置などの対策を講じます。2023年の労働安全衛生規則改正により、足場においては墜落防止のために本足場を原則施工することが義務化されています。
 
高所作業では、作業員のバランスを崩しやすい状況が多く発生するため、移動式リフトの使用や、複数人での作業体制の確立など、多重の安全対策を講じることが重要です。宇部市の住宅密集地では、狭小地での足場設置に制約がある場合もあり、現場の条件に応じた柔軟な安全対策の検討が必要です。
 

最新技術を活用した安全対策

 

IoT・AIによるリアルタイム監視

 
近年の解体工事現場では、IoT技術を活用した作業員の安全監視システムが導入されています。作業員が装着するウェアラブルデバイスにより、心拍数や体温をリアルタイムで測定し、異常が見られた場合には警告を発する仕組みが実用化されています。
 
IoTタグをヘルメットやベルトに装着することで、作業員の位置情報をリアルタイムで把握し、一人作業が禁止されているエリアで意図せず一人になってしまった場合の警告や、同じ場所で一定時間動きがない場合の緊急事態検知などが可能になっています。屋内位置把握システムでは、電源供給さえできれば独自のネットワークが自動で構築されるため、特別な設置工事が不要で導入しやすいのが特徴です。
 

ドローンによる現場監視と進捗管理

 
ドローン技術の発達により、解体工事現場の安全管理と効率化が大幅に向上しています。ドローンを活用することで、人が立ち入ることが危険な場所での現場確認や、高所の状況把握を安全に行うことができます。
 

ドローン活用の安全効果

高所点検:足場設置不要で安全確認

進捗監視:リアルタイムでの現場状況把握

危険予知:潜在的リスクの早期発見

記録管理:高解像度画像による詳細記録

AI解析による効果向上

画像認識:危険な状況の自動検知

予測分析:事故リスクの事前評価

最適化:作業計画の効率的立案

警告システム:異常事態の即座通知

参照:ドローン完全無人巡回システム
 
自動巡回機能を備えたドローンでは、事前に設定した飛行ルートを定期的に巡回し、工事進捗の確認や安全状況のチェックを無人で実施できます。これにより、現場巡回に要する時間を従来の1時間から10分程度に短縮し、作業効率と安全性の両方を向上させることができます。
 

画像認識・映像IoTによる危険検知

 
AI搭載カメラによる画像認識技術は、解体現場の安全管理を革新的に改善しています。現場の各所に設置されたカメラが、作業員や歩行者の危険エリアへの侵入を自動検知し、クレーンオペレーターや現場監督者に即座に通知するシステムが実用化されています。
 
映像IoTシステムでは、顔認識・物体認識などの画像センシング認識技術とAI・アナリクティクス技術を融合させることにより、高度な映像サービスを提供します。LTEモジュール内蔵により固定通信回線の敷設が不要で、防水防塵に優れる屋外設置ボックスでの運用が可能なため、解体現場の過酷な環境にも対応できます。
 

近隣住民の安全確保と環境対策

 

粉塵・騒音対策の徹底

 
解体工事では大量の粉塵と騒音が発生するため、近隣住民への影響を最小限に抑える対策が重要です。養生シートの設置、散水による粉塵抑制、低騒音型機械の使用など、多層的な対策を講じます。特に宇部市のような住宅密集地では、洗濯物や車両への粉塵付着を防ぐため、より厳格な粉塵対策が求められます。
 
作業時間の制限も重要な配慮事項で、一般的には平日の午前8時から午後6時までの時間帯での作業とし、土日祝日の作業は原則として避けるか、事前に近隣住民への十分な説明と同意を得て実施します。騒音レベルの測定を定期的に行い、基準値を超過しないよう継続的な監視を行います。
 

アスベスト対策と有害物質管理

 
2022年4月から解体前のアスベスト事前調査が義務化され、有資格者による法律に基づく調査と結果報告が必要となっています。アスベスト含有建材が発見された場合は、特定粉じん排出等作業実施届を工事開始の7日前までに提出し、適切な除去作業を実施します。
 

注意
アスベスト除去工事は人体への危険性が高いため、近隣住民の方々からの関心も高く、適切な情報提供と安全対策の説明が不可欠です。工事期間中は専用の監視体制を確立し、安全性を確保します。

 
有害物質の処理では、関連法令に基づく適切な処理手順を遵守し、処理業者への委託時にはマニフェスト伝票による追跡管理を徹底します。宇部市では、これらの有害物質処理に対する監視体制が整っており、適切な処理を行わない業者への指導・処分が厳格に実施されています。
 

交通安全と現場周辺の安全管理

 
解体現場周辺の交通安全確保は、近隣住民の安全に直結する重要な対策です。工事車両の出入り時には、ガードマンの配置による交通誘導を行い、通行人や一般車両との接触事故を防止します。狭い道路での作業では、片側交互通行の実施や迂回路の案内など、地域の交通環境に配慮した対策を講じます。
 
現場境界には安全柵を設置し、関係者以外の立ち入りを制限します。特に子どもや高齢者の多い住宅地では、より目立つ色彩の安全柵や警告表示を設置し、危険性を明確に伝えます。夜間や休日の現場管理も重要で、不法侵入防止のための監視カメラの設置や定期巡回の実施など、24時間体制での安全管理を行います。
 

緊急時対応と事故防止体制

 

危険予知活動(KY活動)の実践

 
毎日の作業開始前には、危険予知活動(KY活動)を実施し、その日の作業で想定される危険を事前に把握・共有します。現状把握から本質追求、対策樹立、目標設定に至る一連のプロセスを通じて、作業員全員で安全意識を共有し、事故の未然防止を図ります。
 
経験豊富な作業員の知見を活用し、過去の事故事例や危険体験を基にした具体的なリスク評価を行います。新人作業員も積極的に参加し、想定できる事故や危険をできる限り挙げることで、現場全体の安全意識向上を図ります。
 

緊急時対応マニュアルと連絡体制

 
事故や災害が発生した際の迅速な対応のため、緊急時対応マニュアルを策定し、全作業員に周知徹底します。事故発生時の初期対応、救急車や消防署への通報手順、現場保全の方法、関係者への連絡系統などを明文化し、定期的な訓練を実施します。
 
宇部市消防本部や警察署との連携体制を事前に構築し、緊急時における迅速な対応を可能にします。また、近隣医療機関の情報を現場に掲示し、負傷者が発生した場合の搬送先を明確にしておきます。重大事故の場合は、労働基準監督署への報告も法的義務となるため、報告手順も事前に整備します。
 
株式会社りーふでは、これらの総合的な安全対策を徹底し、作業員と近隣住民の皆様の安全を最優先に考えた解体工事を実施しています。最新の技術導入と従来の安全対策を組み合わせることで、宇部市をはじめとする山口県内での安全で高品質な解体工事を提供し続けています。私たちは、安全第一の理念のもと、地域の皆様に信頼される解体工事業者として、今後も技術向上と安全対策の充実に努めてまいります。 


業務案内

解体工事・産業廃棄物収集運搬は山口県宇部市の株式会社りーふへ
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